今手がけている案件です。
年末に向けて多品目の食材の輸入案件があります。色々と課題があり、一つづつクリアをしていきます。
貨物の特性により、運送形態の選択、保管場所の選定。通関においては輸入食品届出の準備、確認。輸入申告においてはHSコードの確認、原産地証明書の取寄せ依頼。
使われている材質によっては輸入できない場合もあります。日本国内で使われていない添加物を使用。そもそも原料自体が輸入禁止(原産国によるものもある)。さまざまです。
顧客側が貿易実務初心者だと、BLから説明をする必要があります。決済についてや、通関書類の準備……。なかなか多岐に渡ります。
顧客側が求めているのは納期か費用か、もあります。納期優先であれば多少費用がかかってもそのような運送手段を使いますし、費用重視であればスピードを捨てても安く済む方法を考えます。
色々な角度から俯瞰して見て、各方面の知識を動員して顧客に提案する……そこにプラス自身のキャラクターもありますね。いくら知識を持っていてもナナメに構えている担当者の提案は顧客に評価されません。
また個人的にも顧客側の担当が初心者ではあるが一生懸命な方だと、なんとかしてあげたいという気持ちが湧いてきます(ほんとはいけないのかもしれませんが)。
ふとした時に売上と仕事量、比例してるかな?なんて思ったりしますが、仕事を通じて初めての経験を得られたりすると、それで良しとするか、と思い直します。
この案件はしっかりやり遂げます。