ひろさんの貿易・通関 雑記録

貿易、物流、通関に携わる会社員の呟きです。 輸出入業者や貿易通関実務担当者へ、ビザスクやココナラでコンサルもしてます。  

志望動機

先日、会社トップと話す機会があり、

 

「来年の新卒で、今回通関志望が2名いるからさ」

 

久しぶりだなあ……と感じました。

 

よく人事担当とはコミュニケーションは取っており、採用担当としては人員不足の部署から要望があった場合に採用情報に反映させるようで……以前はその流れで進めていたようで、一時期私の部署も連続で新人が入ってきた時期もありました。

 

今回は特に要望も出していなかったのですが、内定を出したと言うことは……採用戦略も変わってきたのかもしれません。

 

個人的に思うのは、経験者の中途採用ですとある程度先が読めますが、新人や専門職の経験がない中途採用で「この専門職を志望!」とやってくる方は、その仕事への持っているイメージはどんなものなんだろうな……という事です。

 

以前、英語スキルが高い新卒がいました。それを使える会社、職種、職場があると思って入社してきたようなフシがありました。そのような新人が何人かいましたが、そのスキルをあまり使うケースが無い事がわかると転職していきました。

 

語学や資格、これはスキルですね。特定の会社や職種に着くにはハードルがあったりして、その内のいくつかが語学力や資格だったりします。そしてそのハードルを超えるという事は自己欲求が一つ満たされる、という事になります。

 

企業側からすると、それは最低条件であり、重要なのは「入社してからのパフォーマンス」なのです。長く勤めたり良い待遇を求めるのであればそこを考えなくてはいけません。

 

また業界によっては平均年収ってほぼ決まってます。当然役職や企業規模によっても違うのですが、業界を横軸、役職や企業規模を縦軸とした場合、待遇を考慮して業界を選択するのならばその横軸の幅を考えた方が良いと思っています。

 

前後しましたが、「会社でのパフォーマンス」これが充分でないと、せっかく努力して勉強して身につけたスキルを活かす前に転職するような状況に陥ってしまいます。

 

以前は「石の上にも三年」という言葉が用いられ、昨今は否定的な空気もありますが、個人的には意味を良く考えて使うのであれば良い言葉だと思っています。

 

一年目と三年目の社員では見える光景が違う。アウトプットできる質も違ってくる。そうすれば環境も変わってくる。自分の考え方や行動でで流れや環境は変える事もできます。

 

なので自分のパフォーマンス、アウトプットの質を意識しながら仕事をする、これが大切です。

加えて、会社が求めているものは何か?、客先頑張って求めてあるものは何か?を考えること、勉強する事だと思います。経営学や業界誌などを読む。新人に対してお勧めしたい事です。